- 大学でサークルに入るべきか悩んでいる
- どちらかというと、あまりサークルに入りたくない
- サークルに入らないと、何かデメリットがあるのか気になる
- 大学に良いサークルが無くて悩んでいる
大学生の楽しみの1つといえば、サークル活動。
とはいえ、
「大学でサークルに入るべきか悩んでいる」
「グループが苦手で、あまりサークルに入りたくない」
「大学に良いサークルが無くて、無理して入るべきか悩んでいる」
という方も実は多いのではないでしょうか。
結論から紹介すると、大学でサークルに入らなくても困ることはありませんし、入らなくても充実した4年間が過ごせます。
この記事では、大学生活4年間でサークルに入らなかった僕が、サークルに入らないことで得られたメリットやデメリット、就活での実体験などを紹介していきます。
コンテンツ
大学生がサークルに入らないってどうなの?
僕の学生生活
サークルに入らなかった僕の大学生活をざっくりまとめると、こんな感じでした。
- 一人旅:バックパッカーとして4年間で20ヵ国38都市周りました。(様々な価値観の認識)
- アルバイト:某テーマパークで3年半お仕事しました。(接客スキル・営業力の獲得)
- ブログ運営:大学2年生で旅行ブログを立ち上げ、Web収益化。1ヵ月10万円規模まで成長。(マーケ・ビジネススキルの獲得)
入学時は特に何の変哲もない学生で、周りと違っていることといえば、浪人していたので1年ズレが生じていたくらいです。熱烈な趣味もなければ特別なスキルもない学生で、将来へのビジョンも全くありませんでした。
ただ結果論として言うのであれば、サークルに入らなかったことで自由な時間を手にし、好きなことをとことん突き詰め、結果的にWebマーケティング・収益スキルを手にし、将来ビジョンへと繋がっていきました。
将来像へと繋がった話は一見飛躍しているかもしれませんが、全ては「サークルに入らない」という決断で手に入れた「自由な時間」があったおかげであり、「サークルに入る」決断をしていたらまた違った学生生活だったでしょう。
ここで伝えたいことは、サークルに入らなくても、大学生活は充実しうるし、得るものもあるということです。
どうしてサークルに入らなかったの?
僕がサークルに入らなかった理由はいろいろあります。
- 大学にこれといって良さそうなサークルが無かった。
- ずっとしてみたかったアルバイト(某テーマパーク)が、土日出勤必須だった。
- サークル加入でかかる費用が高そうだった。
(会費・遊び代・飲み代など) - 浪人の反動で、空いた時間を趣味に費やしたかった。
- なんとなくめんどくさかった。
こんなところです。
特に決定的だったのは、してみたかったアルバイトが土日必須だった点です。
子供の頃からずっとしてみたかったアルバイトだったので、土日出勤が必須なのであれば自分で時間を確保するしかないというのが大きな理由でした。
大学生の、気になるサークル加入率
「大学生の実態調査2016」(リクルートキャリア)によると、大学1年生のサークル加入率は、文系69.0%・理系71.5%と、およそ約7割が加入しているようです。
僕の所属していた学部(文系)のサークル加入率はもう少し高かったように感じますが、一方でサークルに入らない人もある程度はいるようです。
大学1年生での加入率は約7割でしたが、大学生活が進むにつれてサークルを辞める人もいますので、全学年で見たサークルの加入率は思っているほど極端に高いわけではありません。
「サークルに入らない」メリット
「サークルに入らない」という決断で得られるメリットは以下の通り。
自由な時間ができる
「サークルに入らないこと」への圧倒的なメリットはこれです。
「自由な時間」、これは一見メリットにもデメリットにも成りえますが、サークルに入らないことで大学生活にフリーな時間ができ、好きなことを好きなだけできます。
僕はこの「自由な時間」を使って
- 一人旅
- アルバイト
- ブログ運営
- 語学勉強
- プログラミング習得
に費やしていましたが、自由な時間があるからこそ「他の人とは一風変わった経験」を得られたことも多いです。
「自由な時間」を使って一人旅に出たことで世界中でいろんな人に出会い、新たな価値観を知ることができましたし、「自由な時間」があったからこそ変わったアルバイトをいくつも経験することができ、「自由な時間」でWeb運営と収益化のノウハウを手に入れたわけです。
振り返ってみると「サークルに入らなかった」決断から全て繋がっているので、時間をうまく使っていくことで「他とは違う何か」を生み出せるかもしれません。
端的に言えば、自由な時間を使って好きなことを好きなだけできますし、社会経験を積んで自身のスキルアップに繋げられるのが魅力です。
サークルでの活動費が浮く
サークルに加入した場合、
- サークル活動費
- 合宿費
- 飲み代
- 遊び代
- 道具代
などがかかります。
金額はサークルによってマチマチですが、たとえ飲み代込みで1ヵ月¥5000しか支払わなくても引退の3年生秋頃まで(30ヵ月)毎月支払った場合は¥150,000の消費ですので、それなりにお金はかかります。
もちろんサークルに加入することで得られるメリットも多いですが、自身の趣味や生活費に費やしたい場合は大きなメリットになりえます。
「サークルに入らない」デメリット
学内で交友関係を広げるのが難しい場合も
学部やゼミの特性にもよりますが、大学は思っている以上に行動範囲が狭く、交友関係を一定以上広げるのが難しい場合もあります。
限られた人としか大学で会わないため、サークルに入らない場合は学部間や年代を超えた交友関係を作るのはなかなか難しいのが実情です。
大学の1つの面白さは、様々な地域や県から全く違う学生が集まっていることでもあるので、人脈や交友関係を広げたい場合はデメリットかもしれません。
とはいえ、学内以外で何らかのコミュニティに属してみると、面白い経験を積んできた社会人や学生と出会える機会も増えるので一長一短です。
学祭に一切関わらなくなる
大学生活の楽しみの1つでもある学祭ですが、サークルに所属しない場合、基本的には学祭に関わらなくなります。
高校生の頃に見学の一環として訪れた学生祭に、学生という立場で参加したい人にとっては注意が必要かもしれません。
ちなみに、サークルに入らない場合はこの学祭期間は休みになるので、この期間も自由に旅行へ行ったりスキルアップなどの「自由な時間」として使うことができますよ。
サークルに入らないと、就活はどうなる?
結論から述べると、就活への影響は全くありません。
確かに、就活の際にはエントリーシート(応募書類の1つ)や面接の中で
- 学生時代に最も頑張ったこと
- 仲間やチームワークと協調して成し遂げたこと
という質問が設けられていることはありますが、大事なのは「サークル経験」や「サークル内での役職」ではなく、「自分がその時にどう考えてどのように行動したのか」という思考・行動プロセスです。
なので、サークルに入っておくことでそのような経験を材料として使うことはできますが、「(サークルに入っていない)4年間で頑張ったこと」や「(サークルに入っていない)4年間で仲間と成し遂げたこと」を例として使えば大丈夫です。
僕の場合は、
- (旅をして)このような価値観を見出し、このような論理思考で動いている
- (アルバイトを通して)チームを積極的に巻き込んで行動し、結果を出した
- (ブログ運営を通して)マーケティング能力とビジネススキルを培い、企業案件を成し遂げた
- (ビジネススキルを活かして)具体的なコンバージョンと収益を出している
などのように、4年間サークル以外で得た経験をうまくアピールしました。
つまり、就活でサークル経験は十分なアピール材料にはなりえますが、入っていなくても全く影響はありません。
サークルに入らなくても充実した学生生活になるよ。
この記事では、大学生活4年間でサークルに入らなかった僕が得られたメリットやデメリット、就活での実体験を紹介しました。
入学時は特別なスキルもない普通の学生で、将来へのビジョンも全くありませんでしたが、サークルに入らないことで得た「自由な時間」を使って好きなことを突き詰めた結果、4年間でいろいろな経験をすることができました。
サークルに入っても入らなくても充実した学生生活になりますので、もし「サークルに入らないことへの不安」で悩んでいるのであれば、あまり大きく悩む必要はありません。
個人的には、もしサークルの加入で悩んでいるのであれば、
- サークルに入らないで、好きなことを好きなだけやる
- ちょっと変わったアルバイトをしてみる
- 自分でお金を稼ぐ仕組みをつくってみる
- 何かしらのスキルを得る
のがおすすめです。
このような経験をしておけば、自分だけの価値観や思考を得ることができますし、自分の軸の中で就活を進められますよ。